お焚き上げとお祓い
お焚き上げには物に憑いた悪いものを取り払うという目的もあって、ある意味お祓いととてもよく似ているのですが、お祓いは人や物に対しても悪いものを払うのですが、火を使うことはありませんし、お祓いした物が無くなるようなことはありません。
それに対してお焚き上げは火を使いますので当然焚き上げた物は灰になってしまうのでありますので、これからも使い続けたいような物をお焚き上げに出してしまいますと、灰になって戻って来ることはありません。
そしてお焚き上げでは物を消滅させて祓うことにより、人もお祓い出来ますので、物に何か憑りついているようなことがあれば、焚き上げることによって綺麗にお祓い出来るのです。
お祓いとお焚き上げはよく似ていますが、火で焚くかどうかが大きな違いです、どちらにするかはよく考えてから利用しましょう。
物のせいで何かおかしい、調子が悪いという事が実際によくあることなのです、こういったことは出来るだけ早く解決しないと深みにはまってしまいますので、気を付けて下さいませ。